SAGIP Japanについて/about SAGIP Japan

サギップは、2011年3月11日の震災直後、名古屋のフィリピン人コミュニティのリーダーやその支援者を中心に結成された団体です。

*サギップ は援助・救援を意味するタガログ語です。
*サギップ・ミグランテ・ジャパンからサギップ・ジャパンに名称を変更しました。


サギップのパンフレットはこちらからどうぞ。

活動目的                   

東日本大震災で被災した地域に住むフィリピン人、および支援者(日本人住民、関連機関、民間団体など)を支援する事によって、被災地のフィリピン人住民の尊厳と権利が守られ、地域社会で孤立せず、生活復興が可能となることを目指し、以下の活動に取り組んでいます。

活動内容                   

1)東日本大震災で被災したフィリピン人に関する実態調査(行方不明者捜索を含む)
2)被災地のフィリピン人に対する震災関連の情報提供
3)被災地のフィリピン人への救援物資の提供
4)被災地のフィリピン人の個別支援
5)東海地域に避難してきたフィリピン人の生活支援
6)フィリピン政府及び日本の行政機関に対する政策提言
7)その他


これまでの経緯                

岩手県、宮城県、福島県には、約5千人のフィリピン人が暮らしており、震災後、フィリピン本国や日本各地から、被災地のフィリピン人と連絡が取れないとの情報が多く寄せられ、フィリピン人独自の情報網やフェイスブックなどを活用して、行方不明者のリスト化と捜索に取り組みました。

日本停泊中に被災したフィリピン人船員から、20名の仲間とホテルで食料も水もなく数日間過ごしており病人も出ているが周りに人がおらずどうしていいかわからない、との情報を受け、各方面の協力を得て救出活動を行ったり、避難所名簿からフィリピン人の名前を見つけ出して家族に連絡したりしました。こうした活動は、フィリピン国内のメディアでも、たびたび取り上げられてきました。

また、被災地から避難してくるフィリピン人のサポートにも取り組んできました。

現在は、沿岸部の被災地や原発周辺から避難しているフィリピン人への生活情報の提供や支援物資の提供を行っています。4月末までに福島県いわき市、福島市、宮城県仙台市、南三陸町、気仙沼市、岩手県盛岡市、大船渡市を訪れ、現地のフィリピン人およそ150名に直接会って、支援物資を提供し、情報を交換しました。

生活情報の提供については、行政機関の発表や新聞などから集めた情報を翻訳して毎週2―3回、携帯メールやフェイスブックに発信しています。その他、コミュニティラジオへの音声提供や、ウェブサイトの作成、被災地で配布するための紙媒体の情報紙の作成なども行っています。




現在の課題                   

日本人の家族がいるなどで、被災地を離れられない多くのフィリピン人は、日本語の日常会話はできても、日本の新聞や雑誌が読める人は少なく、情報弱者になりがちです。実際私たちの情報発信に対して毎日のように被災地から問い合わせがきています。またフィリピン人ということで、特にこうした非常時には、地域社会の中で孤立感を抱くことが懸念されます。

今後も、被災地と他地域のフィリピン人自助団体の連携を柱に、日本の行政機関やNPOの協力を得ながら、フィリピン語による情報発信や現地での相談活動・支援物資の提供を継続し、生活復興をめざしていきます。

スタッフ                   
運営委員
*ネストール・プノ
  フィリピン・ソサエティ・ジャパン(PSJ)代表
  フィリピン人移住者センター(FMC)副代表
バージ石原
  フィリピン人移住者センター(FMC)代表
テルマ・アルガル
  ガブリエラ名古屋 代表
安藤路代
  フィリピン人移住者センター(FMC)事務局スタッフ
*後藤美樹
  フィリピン人移住者センター(FMC)事務局スタッフ
  東北地方太平洋沖地震多言語支援センター タガログ語翻訳者コーディネーター
西井和裕
  フィリピン情報センターナゴヤ
*相原太郎
  セブ・ボホールネット
エドウィン・グアリン
  フィリピン・ソサエティ・ジャパン(PSJ)スタッフ
セサール・サントヨ
  CJFF(Center for Japanese Filipino and Families)代表
  日比家族センター

*のマークが付いている人は事務局担当者

会計監査
市野光信
  行政書士